2020年のオリンピック開催に向けて、これからの4年間、日本には世界中からの視線が集まり、国中が五輪特需に沸くことになります。景気も訪日観光客も年々伸び続けていくことと予想されます。しかし、大会の終了後はその関心が次の開催国へと移っていき、同時に2020年以降の日本には人口減少という過酷な問題が立ちはだかってきます。
2020年以降の訪日外客4000万人時代には、外客のほとんどがリピーターとなっていることでしょう。そしてそれに伴い、今まで以上に、訪日客の皆さんを飽きさせない、おもてなしの進化と、より深い地域連携が必要とされてくることでしょう。新たな法制の整備、新しいITサービスの登場、そして世界の国際観光市場拡大。日本の抱える課題は大きいけれども、同時に、我々が手にしているチャンスもまた、まさに無限大です。
本書では、数々の先進的なインバウンド事例を紹介し、インバウンドを成功させるための「7つの力」を解説します。
インバウンドにかかわる方々にお勧めの一冊です。
まちづくり×インバウンド 成功する「7つの力」
朝日出版社 (2016/10/13) 単行本(ソフトカバー): 201ページ
[ 経営 ]