片づけに必要なのは
ルールとコミュニケーション。
わが家はもう、散らからない。

整理収納アドバイザーとして600件もの訪問実績を持つ著者がたどり着いたのは、
家族みんなが取り組める「片づけのルール」でした。
本書では、著者の体験に基づく片づけルールを、
その内容はもちろん、運用のコツやそのメリットまでを惜しみなく提供します。

また、本書には著者の子育て経験がふんだんに活かされているため、
紹介するルールは家族とのコミュニケーションを円滑にしてくれるものばかり。
これらのルールを実践していけば、
家が片づくだけではなく、子どもの成長を促すことにもなるでしょう。
そして、何よりも家族の会話や笑顔が増えるはずです。

『ねぇママ…アレはどこ?』(家族)
『早く片づけなさい!』 (ママ)
きっと、こんな会話がなくなります。

本書は、片づけのテクニックや収納ハウツーを集めた本ではありません
また、読む気が失せるような細かいルールもありません。
「今日からできる」「自然に片づいていく」ルールの紹介や家族の協力を得る方法、
そして、より片づくコミュニケーションのコツについてお伝えします。

「片づけない子どもを叱るお母さん」や「何でもかんでもママに聞く家族」から卒業し、
快適な住環境で楽しく過ごせる家庭を目指しましょう。

■Part.1
片づけ上手なママの心構えと基本ルール
部屋も心もすっきり。ママの笑顔とゆとりが家族を変える
●目指すのは「働かせ上手」なママ
●がんばりすぎるママは嫌われる
●「片づけの流れ」を理解する
●「片づけルール」がもたらすメリット
●必要なのはルールづくり etc…

■Part.2
今日からはじめられる家族の片づけルール
みんなで決めてみんなが守るからうまくいく
●家族のモノを動かすときは本人確認をする
●洗濯カゴに入っていないモノは洗わない
●リビングには私物を置かない
●トイレットペーパーの芯は使った人が捨てる
●「捨てる」は最後にする etc…

■Part.3
ママがやること。ママしかできないこと。
「自分のものは自分で片づける」のが家族の片づけルール。
では、ママは何をどうすればよいのでしょう?
●片づけスイッチの入れかた ●ママは届ける〝だけ〞に徹する
●洗濯モノではなく行程を減らす
●「洗面脱衣所」を管理するルール
●模様替えはみんなの意見を聞いてから

■Part.4
片づけルールでもっと仲の良い家族に
会話と笑顔が増え、子どもたちが成長する。
片づけを通して家族はもっとなかよくなれる。
●捨てられない&着てくれない子ども服について
●子ども部屋は狭い方が良い理由
●子どもスペースの定期検診
●玄関からはじまる片づけ習慣
●『手伝って』と言われた時だけ手伝う etc…