師匠から見た弟子・藤井聡太の「学び方」とは!!将棋盤を抱きかかえて号泣していた子どもは、中学生でプロ棋士になった。「将棋に関しては、師匠に自由に反論していい」と言う著者は、いかにして弟子・藤井聡太を導いたのか
内容例を挙げると◎七割以上を目指すには、自分で考えなければならない◎悔しさが才能を伸ばすエネルギーになる◎対局の機会の少なさが集中力を鍛える◎コンピュータが選ばない勝負手を指す◎学ぶ側には信念、指導者には柔軟性等々
「思考力」「集中力」「忍耐力」「想像力」「自立心」「平常心」……将棋に強くなるために要するこれらはすべて、私たちが人生をより豊かに生きていくうえで必要な学びである
本書では、藤井聡太という才能、兄弟弟子との交流、師弟関係の源流ともいえる、著者・杉本昌隆の師匠・板谷進との師弟関係から、「真に学ぶこと」とは何かを明らかにする。「2018年新年の師弟杉本昌隆+藤井聡太」を収録!
第一章 「勝つ力」は「好き」と「悔しさ」から生まれる
第二章 自分で考え抜いてこそ、強くなれる
第三章 「学ぶ姿勢」は、世代を超えて受け継がれる
第四章 師匠は何を教え、弟子はいかに学ぶか
第五章 将棋を始めると、考えることが好きになる
第六章 未来を信じる