ロンドンオリンピックで個人総合(金)、団体(銀)、種目別(床・銀)、3つのメダルを獲得した日本体操界のエース、内村航平選手。その母、周子さんが、わが子、家族、生き方について初めてつづった本。著者自身、学生時代は体操選手として活躍しており、現在は指導者として、体操界の次世代を担う子どもたちの育成に力を注いでいる。いかに航平さんを世界一の選手に育てあげたか、子どもの才能をのばす環境づくりとは……幼き日の内村航平選手とのエピソードやオリンピックでの秘話、それに多数のプライベートショットを加え、“自分流”の教育哲学を披露。他の「子育て本」とは一線を画す一冊。

第一章 最高の親孝行
第二章 「自分を生んでくれた人」
第三章 私も体操少女だった
第四章 内村龍子育て 「好き」を伸ばす、ほめて伸ばす
第五章 家族のかたち
第六章 強い精神力を育てる環境づくり