2019年4月末に幕を閉じた平成政治とは何だったのか。
政権をめぐる攻防はどう展開したのか。
権力闘争、政権交代の内幕は。
30年間、平成をウォッチし続け、
大物議員や官僚にパイプを持つ政治ジャーナリストが
権力の舞台裏を活写する。
１ 「政官業の司祭」竹下政治の隆盛と退場
２ 宇野・海部政権 傀儡の実相
３ 湾岸戦争の衝撃と「本流」宮沢首相の登場
４ 最大派閥の権力闘争で崩壊した宮沢政権
５ 大政変「非自民」細川政権の誕生と挫折
６ 短命羽田政権から仰天の村山政権へ
７ 禁じて「自社さ」村山政権の意義と限界
８ 火だるま行革に突き進んだ橋本政権の成果と挫折
９ 冷めたピザ？ 凡人・小渕首相のしたたかな実像
１０ 志半ばで逝った「外交」の小渕首相そして森政権発足
１１ 前代未聞の「加藤の乱」から小泉政権誕生へ
１２ 破壊者か救世主か？ 小泉首相の劇場政治が開幕
１３ 拉致被害者「８人」死亡の情報に沈痛な小泉首相
１４ 「殺されてもいい」小泉首相捨て身の郵政選挙の罪
１５ 戦後最年少宰相・安倍氏と常識人・福田首相の挫折
１６ 逆風に沈んだ麻生首相、未熟だった理念の鳩山首相
１７ ３．１１、小沢氏との抗争…混乱続いた菅政権
１８ ドジョウ野田首相の挫折と安倍氏の執念の返り咲き
１９ 「挫折」から「一強」へ。安倍政権の権謀術数
２０ 「モリカケ」を凌いで令和を迎えた安倍政権の本質
