【講師紹介】女性の心を動かすプロ　橋本夏子氏が語る「なんか好き」の秘密

先日、女性マーケティングについて本『「なんか好き」を見える化する技術　女性に売れる言葉とデザイン』を出版された橋本夏子氏にご来社いただきました。長年、女性誌やWebメディアの編集長として培ってきた、女性の心を動かす「感性マーケティング」の秘密について、非常に示唆に富んだお話を伺いました。👀✨

「ときめき」が購買を決める時代へ 💖

モノや情報が溢れる現代において、価格やスペックだけでは商品は売れません。橋本氏が提唱する「感性購買」という考え方は、女性の購買行動が「ときめき」や「共感」といった感情に強く影響されるというもの。男性の買い物を「点」、女性の買い物を「線」で表現した説明は、その違いを鮮やかに描き出していました。この心理を理解することが、商品を魅力的に見せる第一歩です。

紙とWeb、二つの強みを活かす「両輪のマーケティング」 💻📱

長年の編集長経験から、紙媒体とWebメディアの両方を熟知している橋本氏。それぞれのメディアの特性を活かし、見せ方を変えるだけで訴求力が驚くほど高まることを力説されました。特に、地方の小規模事業者にとって、紙で培った世界観をWebに展開する「両輪のマーケティング」は、全国、そして世界へ羽ばたくための最強の武器となるはずです。

「女性が活躍できる組織」に必要な“伝え方の質” 🗣️

「女性活躍推進」が叫ばれる一方で、なぜか女性たちに響かない…その原因はどこにあるのでしょうか？橋本氏は、その背景にある「制度や方針の伝え方のズレ」を鋭く指摘します。「ヒアルロン酸〇〇％配合」というスペックではなく、「使った自分がちょっとアップグレードされる」という未来のイメージを伝えることが、商品だけでなく社内コミュニケーションでも重要だと語られました。