野口 秀行 (のぐち ひでゆき)
元日本政策投資銀行設備投資研究所主任研究員 ノースアジア大学経済学部特任教授 東京大学、東京工業大学非常勤講師
講師プロフィール
野口秀行事務所代表。昭和25年熊本県生まれ。九州大学経済学部卒業後、日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)入行。都市開発部・審査部・企画部・設備投資研究所等の勤務ののち、開発総合研究所所長。東京大学、東京工業大学、法政大学ビジネススクールの非常勤講師を兼務。平成17年独立。経産省「中心市街地商業等活性化支援事業」有識者委員及び事業審査委員、国交省「まちづくり会社の組織に関する研究会」座長等を歴任。都市・地域問題から産業・技術、景気動向や企業経営など幅広い専門知識を有す。日本開発銀行(現日本政策投資銀行)の現職の時から、対外活動を活発に行い東京大学や法政大学の教壇に立つとともに、テレビ東京「モーニングベル」などでコメンテーターをつとめ、日本生産性本部と連合により組織化された「経済活性化委員会(座長加藤 寛)」委員なども勤めた。我が国に、米国のREIT(不動産投資信託)を紹介するなど、業界草創期に寄与した。プロジェクトファイナンス・証券化など金融を専門とするが、シンクタンクである開発総合研究所所長時代に、産業競争力や先端技術にも専門分野を広げた。大学での担当講座は経済政策論、現代ファイナンス、流通論、地域経済論など多岐にわたっている。受講生が多い人気講座。雑誌や新聞等にコラムを担当するなど、寄稿は多数、テーマも多様性に満ち博覧強記と評される。銀行員の現職時代から全国各地で講演を行っており、講演テーマは多岐にわたる。コロナパンデミック期間中は、リモートで講演継続。直近の講演の演題は、「行動経済学入門」「SDGsとまちづくり」「作戦、戦術、戦略 クラウゼビッツの戦争論」「ポストコロナの経済と中小企業の経営」「我が国の産業競争力」など。近年、中堅のエンジニアや中小企業の後継者を対象に経営や経済の基礎を習得するためのMOT(マネージメントオブテクノロジー)に東レ経営研究所と協働して力を注いでいる。企業の研修講師も行っている。
著書・書籍情報
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『「地方創生」!それでも輝く地方企業の理由』 (ベストブック)2015 - 『都市の近未来像(共著)』
- 『まちづくりの近未来(共著)』
- 『まちづくりキーワード事典(分担執筆)』