水野 和敏 (みずの かずとし)
エキスパート・エンジニア プロジェクト・カーズ合同会社 代表
講師プロフィール
1952年長野県生まれ。1972年日産自動車に入社。1989年までP10型プリメーラ・R32型スカイライン等の新しい車のプラットフォームやパッケージの開発に携わる。その後、日産が戦績不振の「グループC、メーカー耐久選手権レース」に監督兼チーフエンジニアとして出向。 「自身が開発したレース車と独自のチーム運営」により、初年度からチャンピオンを獲得し続け、日産のレース黄金期を築く。1993年「編集設計で高性能車が開発できる世界初の統合型FMパッケージ」を開発。V35スカイライン・Z33フェアレディに適用、日産リバイバルプランの早期達成に貢献する。2003年、日産R35GT-Rの プロジェクト統轄責任者と開発責任者を兼務。世界唯一の「マルチ・パフォーマンス・スーパーカー」を創りだすと共に、世界的ブランドも構築。2013年同社を退社。翌年「台湾・裕隆グループの華創車電(ハイテック)」の開発担当副社長と日本法人「華創日本(ハイテックジャパン)」の最高執行責任者を兼務。LUXGEN車を開発。2020年「プロジェクト・カーズ合同会社」の代表に就任し、新商品開発や組織運営に携わっている。また、様々な企業の人材育成やブランド構築、テレビ・ラジオなどのメディア出演や講演など、幅広く活動している。
著書・書籍情報
- 『My philosophy and my original technologies』 (カルチュア・エンタテインメント)2024
- 『0→100、生み出す力』 (フォレスト出版)2022
- 『匠のこころ その先の価値を創る リーダーの思考』(すばる舎)2015
- 『バカになれ!カリスマ・エンジ ニア「ゼロからの発想術」』 (文藝春秋)2014
- 『非常識な本質』 (フォレスト出版)2013
- 『プロジェクト GT-R 常識はずれ の仕事術』 (双葉社/2009 ・ 新書版/2013)
- 『16歳の教科書-Ⅱ』共著 (講談社)2009ムック本 『水野和敏スペシャル・ 別冊水野和敏』(講談社 BC)