亀山 つとむ （かめやま つとむ）

1969年生まれ、大阪市出身、鹿児島県奄美大島育ち。90年代前半、新庄剛志と共に「亀新フィーバー」で阪神の人気を支えた。87年、阪神タイガースの入団テストに合格してドラフト外で入団。90、91年、連続でウェスタンリーグの首位打者を獲得し一軍へ昇格する。92年にはレギュラーとして背番号00をつけ、ヘッドスライディングや外野守備でのダイビングキャッチなど全力で取り組むプレーで人気が出、「平成のスライディング王」と呼ばれた。同年、オールスターゲームに初出場、シーズン後はゴールデングラブ賞も受賞した。果敢なプレーからケガがつきまとい93年右肩脱臼、95年腰椎骨折を負ってしまう。ケガが要因となり、97年引退。しかし現役最後の試合でもヘッドスライディングをするなどファンを魅了し、28歳という若さでの引退を惜しまれた。99年、枚方リトルリーグの監督に就任（現在は名誉監督）。99年夏、アラバマ州「フェニックスシティ」（アメリカ南部代表）を破り世界一に輝いた。日本代表として23年ぶりの世界一であり、監督に就任してからわずか2年足らずの快挙であった。2001年から日本プロ野球OBクラブマスターズリーグの「大阪ロマンズ」に参加し、野球普及のために活動している。

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  『阪神タイガースのオキテ ~これぞ猛虎魂! トラの「あるある」100ヵ条! ~ 』（メイツ出版)2015
• 『ぐんぐんうまくなる!野球守備（共著）』（ベースボールマガジン社）2009
• 『なんでやねん～リトルリーグ世界一 枚方リトルの秘密～』（集英社）2000
• 『タイガース中毒読本―1992年ハラハラドキドキの舞台裏（共著）』（ワニブックス）1992