山口 香 (やまぐち かおり)
筑波大学体育系教授 ソウル五輪女子柔道銅メダリスト(講道館女子7段)
主な講演タイトル
- 柔道から学んだこと
- 柔道と人間教育
- スポーツで考える男女共同参画
- 変わる勇気、変えるアクション
講師プロフィール
1964年東京都豊島区生まれ。小学校1年生から柔道を始め、4年生のときから男の子に混じって試合に出場。1978年、第1回全日本女子体重別選手権大会(50㎏級)に最年少(当時13歳)で優勝。以後、同大会10連覇(第3回以降は52㎏級)。世界選手権では、4個の銀メダルを獲得のほか、昭和59年第3回大会で、日本女子として初の金メダルを獲得。ソウルオリンピック(1988)では銅メダルを獲得。翌年に現役を引退。
引退後は、筑波大学女子柔道部監督、全日本柔道連盟女子強化コーチとして指導にあたり、シドニー五輪、アテネ五輪では日本チームのコーチを歴任し、2011年まで日本オリンピック委員会理事を10年間務めた。
現在は、筑波大学で教鞭をとる傍ら、日本サッカー協会理事、企業の外部取締役など、スポーツの普及発展、教育、多様性の推進等に努めている。
近著「スポーツの価値」集英社新書
【競技歴】
1978年〜1987年 全日本女子体重別選手権 10連覇
1980年,1982年,1986年,1987年 世界女子柔道選手権 銀メダル
1984年 第3回世界女子柔道選手権 金メダル(日本女子初)
1988年 ソウルオリンピック 銅メダル
1989年 現役を引退
著書・書籍情報
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『スポーツの価値』(集英社新書)2023 - 『残念なメダリスト』 (中公新書)2015
- 『日本柔道の論点』 (イースト・プレス)2013
- 『女子柔道の歴史と課題』 (日本武道館)2012